アトリエ隼 仕事日記

長崎の炭鉱・教会・対州馬などをご紹介しています。 多くの方が炭鉱時代の事を探しておられるますので、炭鉱記事へのコメントは、どうぞアドレスをお書き添えください。橋渡しいたします!

荷運び馬

ボクと対州馬と長崎の街




2009年に最後の一頭が引退するまで、「坂の街・長崎」では、車の入れない坂の小径を、荷物を背負った馬が上り下りする光景は、普通の光景でした。
それから4年後の2013年、私はその最後の馬を曳いて、山の中の放牧地から諏訪神社の近くの商店街まで、子ども達を「引き馬」するイベントの為に歩きました。 びっくりしたことは、街の人が、なにひとつ驚かなかったことです。誰もがまだ、長崎市では馬が普通に働いているのだと認識していたのですね。 その最後の馬も、昨年2024年の夏に亡くなってしまいました。 そんな長崎の街と荷運び馬のことを簡単な漫画にしてみました。

長崎で役馬として働いた荷運び馬の馬装

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長崎の街で建築資材や墓石などを運んでいた「荷運び馬」の馬装をイラストにしました。
こういうものでも、残しておけばいつか役に立つこともあるかもしれないので。


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プロフィール:江島 達也
 長崎市泉町生まれ。 私の「故郷」は戦後間もない頃造られた、お風呂もないアパートで棟の名が「隼(はやぶさ)」。それが絵師としての屋号です。群馬大学教育学部美術科卒。 大学の4年間、実にボンクラな学生でしたが、4年目は仲間と自主ゼミを立ち上げJ・デューイやM・モンテッソーリなどの教育学を学びました。この頃、前橋市内にあったフリースクール(オルタナーティブ・スクール)をつくる会などに参加しまして、この時期の様々な社会人との出会いが、その後大きな影響となりました。
包装機械メーカーの東京営業所に入社、8ヵ月後退社。平成2年より長崎県教員として県内各校に勤務しました。 平成17年末退職後、フリーのイラストレーターとして活動開始。
平成23年3月 「僕の子ども絵日記~ながさきの四季」(長崎新聞社)出版 
平成24年 「長崎の坂道で対州馬の荷運び再現」プロジェクト。25年 再び長崎市で対州馬による荷運び業再開を目指し「對州屋」として活動開始。29年 あさひ日本語学校・校長職を兼任。
〒852-8065
長崎市横尾町
tek/fax095-857-5236


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対州屋~写真のデジタル化




荷運び馬復活を目指す長崎市唯一の対州馬、ひん太FBページ

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