この碑は、かなり前から目にしたことがありました。
いかにもこの川筋に炭鉱があり、しばらく行くとやがてその遺構を目にすることができそうな感じですが、実際はとんでもないことになっています・・・・
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行けども行けども、それらしきものを発見することはできません。やがては山に突き当たってしまいます・・・
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麓の集落で人にたずねて、ほとんど誰も通らないような小径を登っていくと、ようやくそれらしきコンクリートの造形物を草木の生い茂る中に見つけることができます。ここが小佐々町で最後まで残った大平炭鉱のあった場所です。
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山の斜面を切り開いて造成された職員住宅の跡地。写真に見える青年に聞くと、気持ちよく説明してくれました。
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鉱業所事務所のあった場所ですが、ご覧のように草木に埋もれてしまっています。
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昭和43年に西川内炭鉱が閉山してからは、小佐々町唯一の炭鉱として、この山中において操業を続けていましたが、同46年3月にいたり、遂に閉山となりました。この46年閉山というのは、福島町を除いた佐世保・北松の中ではもっとも遅い閉山ということになると思います。
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その割にはあまりにもその痕跡が残っていません。石垣や階段も崩れかかっています・・・
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それにしても昭和46年まで、このような奥山の斜面に炭鉱住宅が建ち並んでいた、というのは驚きですね。現役の時の町の様子を写真でもいいので、ぜひ見てみたいものだと思いました・・・。
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鉱業所から「大平炭鉱」の碑までの途中の降炭路です。渓流に沿ってのどかな景色が続いています。
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そして海に面する場所にあるのが、大正9年に造られた西川内橋と古い護岸です。DSCF6316

「大平炭鉱」の碑が立っていなければ、誰もここに炭鉱があったことなど、気づかないような美しい風景ですね。この景色だけはずっと昔から変わりなく、炭鉱町にいた家族や多くの人が見てきたものと同じだということは間違いなさそうです・・・
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「佐世保・北松炭田にあった炭鉱」 記事一覧

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