小佐々町、小佐々浦の東岸、赤崎地区で見かけた煙突です。煙突の古さから見て、昭和初期頃、つまり炭鉱の栄えていた時代と重なることは間違いないと思うのですが、残念ながら周りにはまったく人影が無く、結局情報を得ることができませんでした。
小佐々浦煙突

「西川内炭鉱」は、昭和20年に福岡の秋元近嘉が開削した炭鉱です。この炭鉱ははじめ小佐々浦を横断して対岸まで石炭をケーブルで運び積み出しをしていましたが、昭和39年に赤崎地先を埋め立てて積み出し設備を整えています。この煙突がある場所は、その埋立地にあたります。昭和42年には最盛期となり270名ほどの鉱員数を数えたそうです。(43年2月末に閉山)
付近の18号線沿いは、すっかり雑草に覆われてしまっていますが、それでも所々に見える貯水槽跡や、宅地の石垣などに、当時の鉱員さん家族の方々の暮らしをしのぶことができます。
小佐々浦煙突2


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