「ゲゲゲの女房」の水木しげる氏は妖怪マンガで知られていますが、不思議と気味悪さというものがなく、私自身も幼い頃から親しみを持って読んでいました。それは「妖怪の不気味さ」よりも「ヒトの哀れさ」を根底に感じていたからかもしれません・・・。
自分は霊感が強い方ではないのですが、この人の世に、科学では説明のつかないことがあっても不思議ではない・・・いやむしろ、そういう部分があることが救いであるとさえ思えてしまいます。
私がガイドをしている炭坑という場所(また周辺の島々)は、場所柄過去に多くの人が亡くなった場所でもあります。しかし同時に、生活を守る為に家族や島民同士が手を取り合って輝くように生きた場でもあります。
訪れた方に楽しんでもらうことが第一義なのだろうと思います。しかし過去に亡くなった方の声なき声を代弁するとまでは言いませんが、根底にはやはり「凛とした」ものがなくてはならないように思えるのです。
この時季、港へと通う道すがら爆心地公園や城山小付近には大勢の修学旅行生達の姿が見られます。ここ長崎市には大切な光景のひとつです。松山・大橋の浦上川付近を通るとき、無意識的に1945年の8月9日が脳裏にあるような気がします・・・。
そうやって考えてみると、「軍艦島ツアー」を深く知ることは、単に三菱高島炭坑端島鉱業所を知るということではなく、過去にあった、様々な場所での人々の生きた歴史(証し)を知ることでもあるということがわかってくるのです・・・・

自分は霊感が強い方ではないのですが、この人の世に、科学では説明のつかないことがあっても不思議ではない・・・いやむしろ、そういう部分があることが救いであるとさえ思えてしまいます。
私がガイドをしている炭坑という場所(また周辺の島々)は、場所柄過去に多くの人が亡くなった場所でもあります。しかし同時に、生活を守る為に家族や島民同士が手を取り合って輝くように生きた場でもあります。
訪れた方に楽しんでもらうことが第一義なのだろうと思います。しかし過去に亡くなった方の声なき声を代弁するとまでは言いませんが、根底にはやはり「凛とした」ものがなくてはならないように思えるのです。
この時季、港へと通う道すがら爆心地公園や城山小付近には大勢の修学旅行生達の姿が見られます。ここ長崎市には大切な光景のひとつです。松山・大橋の浦上川付近を通るとき、無意識的に1945年の8月9日が脳裏にあるような気がします・・・。
そうやって考えてみると、「軍艦島ツアー」を深く知ることは、単に三菱高島炭坑端島鉱業所を知るということではなく、過去にあった、様々な場所での人々の生きた歴史(証し)を知ることでもあるということがわかってくるのです・・・・