高島町史に載っていた「端島・高島・伊王島に通った船舶」の中の1隻として紹介されていた「第2ながさき」
私が小学校4年生の夏、ねずみ島へ通った時に乗ったことを覚えています。この第2ながさきは、エアコンのない「ながさき」に比べて、エアコンもテレビもついていたので、ねずみ島の桟橋で待っているときに、この第2ながさきがやってくると、よろこんだものでした。
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小学生の頃、まだ軍艦島の炭鉱は操業中でした。野母崎から軍艦島の姿が見えると、「あの軍艦島は、戦争中、軍艦と間違えられて、爆弾を落とされたんだ」・・・ぐらいにしか思っていませんでした。
ずっとそこにあったのに、ずっと出会えていなかったということです。
そして私と軍艦島の再接近ポイントは、わずかにこの「第2ながさき」だけだったわけです・・・。
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当時、端島や高島へ向かう船上から、ねずみ島で泳いでいる何百人という小学生たちの姿が見えたのでしょうか・・・・・


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