以前の記事で、住友鉱業・潜龍炭鉱の炭鉱町、岩下地区を紹介したのですが、実は同鉱は江迎町と吉井町のほぼ町境にあり、吉井町側は、松原地区を中心に、炭鉱町として大いに栄えました。
昭和26頃が最盛期で、同地区には、住宅1,400戸、家族数5,000人に達し、この町境付近は、隣接する日窒江迎鉱と合わせて、人口1万人を越え、北松地区物資集散の中心地となりました。
画像は松原地区住宅街の様子です。
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現在の松原から、佐々方面を見た、町の様子です。
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遠くに、松浦鉄道の「福井川橋梁」の勇壮な姿が見えています・・・
この鉄道橋、昭和14年に架けられたのですが、戦時中のことで、鉄筋が不足しており、なんと竹筋(ちくきん?)コンクリート製の橋だというのだから、驚きです!
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