アトリエ隼 仕事日記

長崎の遺産とも言うべき炭鉱・教会・対州馬など、「よかもん」をご紹介いたします・・・

大黒恵美須市場

18日までお休みします・・・

ご訪問、ありがとうございます。
長期出張の為、8/18まで更新をお休みします。

↓現在作業をしている、「大黒恵美須市場シリーズ・夏」の資料画像です。これをちまちまとトレースして、手がきの水彩に仕上げてゆきます。おそらく完成作をwebで公開することもなかろうと思いますので、せめて下図だけでも見てやってください・・・・
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長崎新聞「見てきました」欄に掲載していただきました・・

手前味噌的なトピックですが、長崎新聞の中の「見てきました」という記者さんが展覧会の感想を書くコーナーに掲載してもらいました。
地元誌はいいなぁ・・と思うのは、このようなささやかな展示を、かくも上手くまとめて取り上げてくれるところなんですね!うれしいもんです。
(クリックで若干拡大します)
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でも繰り返し言うようですが、作品を貼っている市場そのもが既に「アート」である点が非常に大きいのだと思います。
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被爆後の原子野から1軒1軒とバラックが建ち始め、市場が出来、ゆっくりと街が立ち上がった・・という長崎の歴史を体現しているのが、この大黒恵美須市場などであり、そのことをひとりでも多くの方に認識していただくきっかけにでもなれば、私としては幸いなのです・・・・
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「私」という人間性を育ててくれたのは、まちがいなく昭和の長崎の街なのですから。

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私が巡り会った、最良の展覧会場

「僕の子ども絵日記 ~ ながさきの四季」水彩画展
場所:大黒恵美須市場内 (桑原鮮魚店さん、はす向かい)
期間:市場がある限りずっと!

さすがに原画を置くと市場の方に迷惑をかけるので、プリントなんですが、書籍用のPDFをそのままプリントしているので、ほぼ原画通りの質が出せていると思います。

照明がどうかな・・?と当初、思ったのですが、意外にいい感じで見えていると思います。
そして何より環境がいいです!作業をしていると、まわりのお店の方が笑顔で「ほんなこて(本当に)、なつかしかね~。前はこがん(こんな)感じやったもんねぇ・・・」などと声をかけてくれます。これこそライブ!ですね。
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市場の中には涼しい風が吹いているし、時々ネコやなんかが通りすぎます。この「古田節商店」さんの看板とも不思議にマッチしてますね・・。
クーラーが効いて、控え室があって静かな会場より、私はここの方が気にいっています。
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長崎南校三年・ 岡部 優さんの写真展もやっています。もしよかったら、のぞいてみてください。



関連トピックス

大黒・恵美須市場は今も生き続ける「ミニ軍艦島」!

今生きている大黒・恵美須市場でお話をきく

長崎新聞 「大黒恵美須市場物語」①②

長崎新聞 「大黒恵美須市場物語」③④⑤

長崎新聞 「大黒恵美須市場物語」⑥⑦


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大黒・恵美須市場は今も生き続ける「ミニ軍艦島」!

大黒・恵美須市場の事務所に紹介していただき、いろんな資料を見せていただきました。下は、8年程前に長崎総合科学大学(前・長崎造船大学)の建築科の学生さん3人が卒論で作成した「市場の図面」です。
パッと見てまず思ったのは、「軍艦島の図面に似ている!」ということでした。
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もちろんスケールも時代も成り立ちもまったく異なりますが、「ヒトが暮らしていく中で、少しずつ改良され、増築されていった」・・・という点で一致するものがあるように思います。
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私には建築のことは一切わかりませんが、限られたスペースの中で上に上にと伸びていったこの住居は、うまく言えませんが「血の通った建物」であり、とめどもない魅力に溢れていると思うのです。
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上の住居に登る為の急で狭い階段。この景観は、むしろ軍艦島よりも軍艦っぽいかもしれません・・・
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今生きている大黒・恵美須市場でお話をきく

来年3月に閉鎖・取り壊しが決まっているという長崎市中心部の「大黒・恵美須市場」で、今もなお店を開いているK鮮魚店さんにお話をうかがうことができました。Kさんは、以前仕事でお世話になった方のご両親というご縁でお伺いすることができたのですが、お二方とも本当に「これが長崎の商い人!」というような、大変いい方でした。
家庭訪問の為、早く帰宅していた娘連れでしたが、娘にも大変優しく接していただきました。
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左側の奥さまは、昭和31年にこの市場が出来て以来、この市場を「故郷」として育った方です。
下は、まさにこの市場から嫁いだ時のお写真ですね。
当時は、お店の家族の大半がお店の上の部屋に住んでいたので、市場の住人全部が家族みたいなつながりがあったそうです。白無垢姿の後ろには、そんな住人の方の姿が見えますね。とろ箱に登っている男の子もいますね・・・・女の子の笑顔も印象的です。
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今年で55年目の「大黒・恵美須市場」。市場の起こりは、現在のJR長崎駅付近にあった店舗群を市の指導により現地(暗渠)に移したことだそうです。つまりここは市の指導により合法的に建っているわけなんですが、55年間という月日の経過によるコンクリート地盤の傷みにより、これ以上の契約は安全上更新できない・・というものらしいのです。
これについては、いくらでも反論の余地はあると思うのですが、何せ55年の間に「魚市場の移転」「大型商業施設の建設」が、同市場に大打撃を与えてしまい、残っている店舗の主さんたちも、反対する気力をなくした・・という状況があるのだ、とおしえてくれました。
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かつて魚屋さんが多かったということで、今もこの市場にはネコが多く住み着いているのだそうです。「この市場が無くなったら、ネコたちはどうするんでしょうね・・・」とKさんは話されていました。

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プロフィール:江島 達也
 長崎市泉町生まれ。 私の「故郷」は戦後間もない頃造られた、お風呂もないアパートで棟の名が「隼(はやぶさ)」。それが絵師としての屋号です。群馬大学教育学部美術科卒。 大学の4年間、実にボンクラな学生でしたが、4年目は仲間と自主ゼミを立ち上げJ・デューイやM・モンテッソーリなどの教育学を学びました。この頃、前橋市内にあったフリースクール(オルタナーティブ・スクール)をつくる会などに参加しまして、この時期の様々な社会人との出会いが、その後大きな影響となりました。
包装機械メーカーの東京営業所に入社、8ヵ月後退社。平成2年より長崎県教員として県内各校に勤務しました。 平成17年末退職後、フリーのイラストレーターとして活動開始。
平成23年3月 「僕の子ども絵日記~ながさきの四季」(長崎新聞社)出版 
平成24年 「長崎の坂道で対州馬の荷運び再現」プロジェクト。25年 再び長崎市で対州馬による荷運び業再開を目指し「對州屋」として活動開始。
〒852-8065
長崎市横尾町
tek/fax095-857-5236


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