無くて構わない。もちろん個体差はあるだろう。しかし、私は未調教から始めて、途中からまったく鞭は使わなかった。鞭は有効ではなかったからだ。むしろ妨げであったかもしれない。いたずらに馬を驚かせて恐怖心を抱かせただけであったかもしれない。この点については、今も申し訳ない気持ちでいる。もちろん鞭は打つものではないので、一度も打ったことはない。しかし地面を激しく打って音を立てたことはある。その時、自分の心は「馬を怯えさえ、服従させよう」という意図があったと思う。しかし、それはまったく有効ではなかった。反抗も招かなかったが、服従にも結び付かなかった。それで、鞭を置いたのだ。
鞭の役割として、「刺激を与える」「境界をしめす」「尻尾の位置として示す」などの意味はあるかもしれないが、対州馬の調教においては、なくてもよいとしか言えない。


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