あんなにも明るい笑顔で迎えて、声をかけてくれた方のお店が遂に閉まってしまいました。 もうこの扉が開かれることは二度とありません・・・
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2011年12月の同じ場所
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同じ場所を撮っているとは思えません・・・
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「自分の住んでいる街に親しみを感じる」「好きになる」また「誇りに思う」っていう要素とは何だろう?と考えてしまいます。
所得番付47都道府県中、いつも下から2~3番目という長崎であれば、「豊かさ」や「便利さ」はあがらないでしょう。

かつて「坂道だらけで大型商業施設の入り込めない牙城」と言われた長崎の街。
どんな坂の途中にも小さな商店などがあって、そこに笑顔でがんばる人たちの姿があった街。
困っていると誰かが助けてくれ、悪いことをするとだれかれとなく「コラ!」と叱ってくれた街。

そんな「生きていた」街は一体どこへ行ってしまったのだろう・・・・?

もちろん発展し、変化していくことも必要ですし、時代の流れには抗えないでしょう。
しかし、長崎を故郷に持ち、遠くからこの街を思う人がいつかこの街に帰ったとき、やはりイメージのままの懐かしい長崎であってほしい。いや、そういう部分はどこかに残っていて欲しいと願ってやまないのです。
そして長崎の子どもたちにも、そういう長崎らしさを好きになって欲しいのです。

市場では撤去・解体に向けて荷物の運び出しが進んでいるようです。
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内側から見た風景。以前には対面に商売仲間のお店があり、その前にはにぎやかに行きかうお客さんたちの往来が見られたことでしょう。

しかし次第に客の数が減り、対面や周りのお店が閉まっていって・・・。そういう中で、お得意さんのために商売を続けられてきた人たちのことを私達市民は、しっかりと記憶しておかなければならないでしょう・・・
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私の作品展は今もこの市場の一角に展示させてもらっています。それは、解体の日もそのままにしておこうと思っています。

展示場所横のテーブルには、どなたかが飾った正月飾りが置いてありました。
解体まであまり日が無いですが、今年もこの場所で、よい出会いが沢山ありますよう・・・・
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長崎経済新聞社の記事「 長崎大黒・恵美須市場でイラスト展~3月閉鎖の幕引きに花 」

http://nagasaki.keizai.biz/photoflash/389/



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