本河内(ほんごうち)低部ダム。路面電車「蛍茶屋」から川沿いに沿って進むとその姿を見ることができます。このダムの建設は1904年(明治37年)神戸の布引五本松ダムに次いで日本で2番目に古いコンクリートダムなのです。
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100年以上経過しているダムがあることもさることながら、驚くのはこの景観です。通常、ダムというのは山深い渓谷にあるというイメージが強いのですが、この本河内低部ダムのすぐ側には市営アパートや民家が建っています。
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航空写真で見るとこんな感じです。右上に見えるのが本河内高部水源地(ダム)。その下流にあるのが低部水源地(ダム)です。長崎の景観の特徴とも言えますが、ダムや道路、尾根筋にびっしりと家が建っているのがわかります。
本河内低部

歴史のあるダムということで、ダムを撮影に来る人はいくらかいるようですが、私はこちら側(住宅側)の方に惹かれます。
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水源地の横を走る国道34号線は「長崎街道」の通っていた道であり、古くから「長崎の陸の玄関」として賑わっていた場所です。
「蛍茶屋」はそんな街道筋にあって、長崎を離れる人と見送る人とが、最後に別れを惜しんで茶を酌み交わした場所なのです。
そしてアパートや街の人たちの台所であったのが、「蛍茶屋」車庫沿いに建ち並んだ商店でした。その商店も今ではすっかり姿を消してしまいましたが・・・
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現在、本河内低部ダムは改良作業中だとのことですが、この姿は保たれたまま工事は行われているようで、一応ほっとします・・・。

画像は児童公園から見上げた「聖母の騎士修道院」。きっとクリスマスの頃には美しいイルミネーションが飾られ、すばらしい眺めが楽しめることでしょう・・・。
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