南島原市・口之津港は天然の良港として古くは南蛮船が帰港するなど昔から栄えてきました。
しかし、そこにはかつて多くの「からゆきさん」達がここから日本を離れ、二度と帰れなかった娘達も多かった・・という哀しい歴史も含まれています。
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ここ口之津歴史民俗資料館には、おそらく国内で唯一であろう、「からゆきさん」についての展示コーナーがあります。
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「からゆきさん」・・・・上のプレートにある通りですね。
『 明治から大正にかけて、島原、天草地方の貧しい農家や漁村の娘たちが口之津港から石炭船の船底に隠されて、中国や東南アジア各地に売られていった。その娘たちを”からゆきさん”と呼び、貧困の悲劇として語り継がれている・・・ 』



「島原の子守唄」の中にも出てくる「からゆきさん」。
実際の景色は、「どこにそんな暗さがあるのだろう?」と思うくらい明るい港の風景が広がっています・・・
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しかし、資料館の写真は確かに同じ場所を写しています。そして現実の歴史として多くの年端もいかない娘たちが騙され、脅かされた上に商品としてこのような石炭運搬船に積み込まれていったのですね・・。


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コーナーには多くの写真や遺留品が並べられています。
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こういった物を目の当たりにすると、言葉が出ません。
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まだ古さを感じさせない衣料。
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こうして写真が帰ってくるだけでもよい方だと言うべきなのでしょうか・・・
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「からゆきさん」のことを考えるには、当時の時代背景や民俗・文化も併せて考えていかなければならないと思いますが、この口之津の地に、これだけの資料を展示した資料館がある意味は大変大きいものがあると思えます・・・・
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↓ 下のサイトさんを参考にさせていただきました。
「からゆきさんの小部屋」

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