香焼町図書館で複写させていただいた香焼炭鉱の写真。これらは二度と再生されない貴重な資料なのですが、おそらく陽の目を見ることなく埋もれていくことは必至と思われるので、様々な写真をアトランダムですが紹介していきたいと思います・・・

「精炭ポケット自動車積込」
出荷できる状態の石炭を輸送トラックに積み込む為のポケット(タンク)です。船舶や鉄道に積み込む設備よりも幾分コンパクトなようです。自動車の型から考えて昭和30年代前半でしょうか・・・
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「本坑操業当時の送炭工場」
沖合に横島が見えることから安保(あぼ)海岸でしょう。船に石炭を積み込むためのコンベア或いはディストリビューターと思われます。
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「総合事務所造成工事」
右奥にボタ山、その手前には坑内に空気を送る送風機小屋が見えています。
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「ブロック坑道入口」
38No7風道とあります。坑道の途中にこのような風道を設けることによって通風を調節していたようです。坑内火災が起きた時には消火のために風道を締める、ということもあったようです。
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「昇坑後、先ず煙草」
坑内はもちろん火気厳禁なので、炭鉱マンたちにとって昇坑後の一服は格別だったそうです。煙草を渡しているのは、奥さんでしょうか?
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「ロッカーショベル」
炭層の厚い切羽(きりは)では、こういう最新鋭の機器が活躍したようです。
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「坑内圧風機」
重大な坑内事故を引き起こすメタンガスや一酸化炭素を坑外へ排出させるために欠かせないものでした。
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「坑内電気工事」
炭鉱にとって電気はまさに「生命線」でした。照明はもちろんですが、電気が遮断されてしまうと排水ポンプもケージもストップしてしまい、取り残された作業員たちの生存が脅かされることになります。下の写真に見られるように事故を知らせる非常ベルさえ鳴らないことになってしまいますね・・・
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「坑内変圧器取り付け工事」
坑木を使っているところから見ると、けっこう古い時代の写真家もしれません・・・
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「安全灯室」
ヘルメットに付けるキャップ・ランプを充電する場所です。誰がどのランプを使うか決められており、「誰が坑内にいるか」を確認するという意味もありました。
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 「炭鉱町に住んだ人々」 記事一覧

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