長崎で生まれ育った者にとって、8月9日は当然ながら特別な日。言うならば1年の中で最も重い、鎮魂の日とも言えます。
被爆66周年を迎える今年の原爆の日。その記念式典を中継するNBC長崎放送の番組「あっ!ぷる」の中で10分間、特集コーナーに関わることができることになりました。
ほんの短い時間であれ、原爆記念式典の番組内に出させてもらう、というのは非常に大きな意義があります。
昨日はその収録でしたが、襟を正す思いで参加してきました。

内容をここで示すわけにはいきませんが、永井博士の著書「長崎の鐘」の中に出てくる高見さんに会い、お話を聞くことが出来たのは最大の収穫でした。
DSCF8221

当時小学校の3年生だった高見さんは、お宅によく訪れていた永井博士のことをまるで数日前のようにはっきり覚えておられて、思い出を語ってくれました・・・


高見さんのお宅の隣にある「三ツ山教会」。毎朝夕、高見さんやシスターが鐘を鳴らしておられます。小さな教会ですが、この地のカトリックとしての歴史は大変古くイエスズ会の領地にも属していたことから多くの殉教者を出した所でもあります。
DSCF5820

また博士の子ども、誠一さんと茅乃さんが疎開していた家は、その後「第11医療隊」の本部ともなったのですが、その家屋の持ち主が高見さんでした。
DSCF8217

猛暑とヤブ蚊の大群の中、遅くまで撮影・収録は続きました。
DSCF8218


また偶然にも私が小学生の頃出会い、「教師の目標」としていた先生にもお会いすることができました。その先生もまた被爆後の惨状を体験したので、番組内に登場することになりそうです・・・
どうぞ当県におられて原爆記念式典をTVでご覧になる予定がある方は、見ていただければ幸いです。

2011年8月9日 NBC長崎放送 「あっ!ぷる」 ( 9:55~ )
DSCF8219



「被爆のこと・遺構・建造物」 記事一覧


br_decobanner_20110211223353