「大村市箕島(みしま)町」 ~ 長崎県の空の玄関口、長崎空港の住所です。
その名の通り、長崎空港は大村湾に浮かぶ有人島、箕島を開発した海上空港として昭和50年に開港しました。(写真手前は海軍時代からの大村空港です。)
海上空港であるが故に「騒音被害の少ない空港」としての長所が強調されていますが、もともと有人島であった箕島の部分は、上下の画像を見比べる限り、滑走路でも空港施設でもない「NAGASAKI」という巨大な植え込みのある辺りであることがわかります。
nagasakiair

つまり、「箕島を開発した」という表現はやや微妙で、見方によっては「箕島の土砂を使ってその手前海上に空港を建設した」・・・という表現の方が事実に近いかもしれません。(画像は昭和30年代の箕島)
大村簑島577

長崎空港さんのHPに掲載されている 「長崎空港のなりたち」 のスライドショーを見ると、そのことがよくわかると思います。

だから、どうこうということは無いですが、土砂の為、山を切り崩す必要性があったというだけならば、ここ以外には無かったのだろうか?と思わないでもありませんね。

画像は昭和30年代後半の西大村小箕島分校の授業の様子です。同校は明治38年、西大村小学校箕島分教場として開校。小さな島であるゆえ、教師・児童・家族は固い絆で結ばれていたといいます。
先祖代々の土地が、公共の利益の為とは言え、突如国家的なプロジェクトにより塗り替えられてしまうという事実を知った時の驚きは、いかばかりだったでしょうか・・・・。
大村簑島分校578

せめて「長崎空港HP」にあるキャッチ・フレーズ?「 Heartfull Airport 」のごとく、「ここに代々のヒトの暮らしがあったことをいつまでも忘れない」、ヒトにやさしい空港であって欲しいですね・・・


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