「 夜 風 」
ひとり夜風に吹かれていると、とおくとおくどこからか
見知らぬ人の誘いのことばがきこえてくる。
向こう岸の灯のまたたきが わけもないかなしみをかきたてる-
だからひとりぼっちで夜風に身をまかせるのは毒だというのに。
なにしろひとりっきりになりたい年ごろなのだ。

takidaira847

滝平 二郎さんの膨大な作品の中で、この作品が一番好きです。
「 夜 」「 風 」「遠くにまたたく灯」「 自立への目覚め 」・・・いずれも自分の好きなテーマであり、この作品を見るたびに、風になびく草の音や、少女の心中が伝わってくるような気がします・・・。

以前、うちのかあちゃんが、朝日新聞の日曜版に掲載されていた滝平さんの作品を切り抜いて集めており、それを「これを見て勉強しんしゃい!」という意味か、送ってきたことがありました。
確かに、かあちゃんが切り抜いて帳面に貼りたくなるような作品を作りたいものだ・・・と私自身もかねがね思っておるのですが・・・・。


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