4/8付けの長崎新聞に、大村のカフェ、waranayaのサトコの記事が出ていました。ふ~~ん、厩舎完成かぁ・・・って、そう言えば、この日waranayaで霜川氏と会って少し喋ってきました。

satoko723

内容はやはり、東日本大震災のこと。
彼にとって、あの大震災は、やはりかなりショックだったらしく、「しばらく店を閉めよう」とも考えたのだとか。純粋でひたむきな人であればこそ、あの大災害の映像は、衝撃だったのでしょうね。

私自身も、3/11の映像を見た直後から、「ともかくすぐ現地に入る」ことを考え、検討しました。その気持ちは、現在でも変わってはいません。
しかし、今も尚、それを実行できないでいます。
それは、私のような者でも、家を空ければ、家族がたちまち困るからです。それは精神的にも経済的にも、あらゆる面でダメージが大きいと思うのです。
もし、そういうものを振り切って、現地へ行けば、おそらく自分自身は、きついけど、帰りには、ある程度の充足感を持てるでしょう。でも、残された家族はそうでないでしょう・・。

今、うちの近くのコンビニに置いてある募金箱も常時満杯です。あらゆる人が、あらゆる状況の中で募金をし、また連鎖的な不況の中で、耐えくるしんでおり、ぎりぎりの状態である人も少なくないと思われます。

そんな中、自分なりに、「今後何ができるか、何をすべきか」について考えてみました・・・・・。

1000年に1度と言われる、この大災害。
すぐ取り組むべき支援はもちろん続ける必要がありますが、私は、これから10年、20年、そして50年後ぐらいにも残っているような「何か」をつくっていくことが大事ではないかと思います。

例えば、10年後、どこかで、『 あの大震災後、地域のコミュニティーが良くなった 』 とか『 大震災後、若者の自殺やひきこもり、いじめも減った 』、『 お年寄りの孤独死も減り、保護者の子どもに対する虐待も減った 』 さらには 『 陰惨な事件も起こらなくなった 』 『 飲酒運転がなくなり、マナーもよくなった 』・・・・などという声が日本各地から聞こえてくれば、被災地の方々にとっては、それが何より慰めであり、うれしいことではないだろうか、と思うのです。

「今、被災地の人が苦しんでいるのだから、ともかく自粛と節約を」だけでなく、
「被災地の人たちが示している我慢強さ、誠実さ、優しさ、思いやりのある態度・行動にならい、ひとりひとりが、それぞれの場所や役割の中で「何をすべきか、どうすべきか」を考え、誠実に行動する・生活することが、ゆくゆくは、被災された方々を支援することになるのではないでしょうか。
そんなことを考えました・・・・・。


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