「暗渠」の上に立っている不法建築として立ち退きを迫られている大黒・恵美須市場。
法的には、100%行政の言い分が正しいのでしょう。
しかし、ここ数年、路上販売のおばさん達を閉め出したり、被爆校舎や歴史的建造物を簡単に取り壊している、今の行政の在り方は、「血が通った」やり方をしているとは、到底思えません。
数日前、長崎市長さんが、約100万円の給料をもらっていることへの追求がされているという記事を読みましたが、今不況にあえいでいる多くの市民とは、かけ離れた次元に生きているのだな・・・と溜息が出ました。そういう事実を見ても、行政の、「暗渠の上のコンクリートが老朽化して危ないから」という説得の言葉は、市場に生活する人達の身を案じてのことではないことが、明らかなのが、さびしいです・・・
daikoku600
彼こそが、長崎ん諒馬!!ですたいね・・・・

ただ、長崎新聞が、こういう特集を組んで、こういう写真を撮った・・・ということに対し、心の中で拍手を送りました。この記事の中にある写真こそが、「長崎」なのだ・・・!と。
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数年前に撮った同市場です。
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七夕飾りが見えるので、夏ですね。
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