長崎最後のミニシアター(単館)が、この長崎セントラル劇場です。(厳密に言うと、もう1館、「長崎千日」というオトナの映画館がある(′∀`)!)
かつて、街中に数え切れないほどあった単館系映画館が、気がつけば県内1館にまでなってしまっています・・・
先日、ジョン・レノンの青年期を描いた映画「ノー・ウェア・ボーイ」をこの劇場に観に行きました。
こういう映画を大手配給会社が配給しないことを不快に思ったのですが、考えてみれば、そのおかげで、久しぶりにセントラル劇場に行けたので、結果オーライでした・・・・
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長崎セントラル劇場は、昭和35年(1960)、洋画のリバイバル上映館としてオープンしました。
その後、ビル立て替えの時に、「セントラル1」と「セントラル2」の2スクリーンとなりました。
しかし、大手シネコンの進出などにより、経営の再編を迫られ、平成19年(2007)に1階スクリーンの名画座を閉鎖しました。
(※画像は2スクリーンの頃のセントラル劇場)
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今のセントラル劇場は、1階部分をテナントとして貸し出し、上映映画の看板などもないため、ひどくさびしく見えます・・・
しかし、映画館の階段を上がると、なつかしい「映画館」の記憶が急に蘇ってきました!この感じ、この映画館独特のにおい!いいですねぇ!
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上映前、時間があったので、経営者の方(若くて清楚なお嬢さん!?)と少し話したのですが、今年は開館50周年の記念の年にあたるので、何らかのイベントをやりたい・・ということでした。
最近、大手シネコンがいきなり大人料金を300円も下げると発表していましたが、おそらくこの劇場にも少なからず影響をもたらすことでしょう。
しかし、なんとかこの古き良き劇場が続いていくように応援していきたいと考えています。

勝手に考えてみました・・・・((=゜エ゜=))
往年の名作をリバイバル上映するというのは、どうでしょう・・・!?
それで、昔ながらにでっかい看板も付ける・・と!
映画は、こういうのはどうでしょう・・・・
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この苦しい時代に、みんなで観るといいと思うんですけどねぇ・・・・
あと、こういうのも私は好きですが・・・(何だったら、私が看板、描きましょう・・!笑)
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今は、個人でDVDなどを楽しむのが主流かもしれませんが、私はやっぱり、リバイバル館はあるべき!・・と強く思います。

ともかく50周年企画、今から楽しみです!