数日前、ガイド船の近くに、高知県のカツオ船団が停泊していました。
いわゆる「とさかつ!」こと土佐の鰹一本釣り船団です。
鰹の一本釣り漁師と言えば、一年の大半を黒潮に乗って北上する鰹の群れを追って暮らす、「屈強の男達」なのです!
この日は、沖縄付近を移動中の台風を避けるために入港していたようです。
そしてこの「土佐鰹船団」は私にとって、大変思い入れの深いものでもあります・・・。

DSCF3790

DSCF3791

学生時代、青柳裕介氏の漫画「土佐の一本釣り」が好きで好きで、たまらず!?全25巻をそろえたばかりでなく(今も大切に持っている)、ついにはこの漫画の舞台となった高知の土佐久礼(とさくれ)まで足を伸ばしました。当時住んでいた群馬県からに自転車と列車を乗り継いで・・・という「ビンボー旅行」でしたが。

土佐の一本釣り2065

土佐の一本釣り064

ご覧の通り、鰹船や風景の描写がすばらしく、またその内容というのは、鰹漁師である主人公や仲間達、土地土地の人々を通して「ヒトとして(集団として、社会として)の在り方・生き方」を後世に伝え残すものとして、まさに遺産的な価値が高いと信じてやみません。

作者の青柳氏はもう何年も前に残念ながら亡くなっているのですが、この本は私が本当に疲れたときに読みたくなり・・・そして読むと必ず力が湧いてくる・・という超五つ星☆の漫画なのです。

また今、「龍馬伝」で土佐弁がちょっと流行っていますが、私にとって・・・・
「~ぜよ」「~きに」「あにやん(先輩)」「もんた(帰った)」等という
土佐弁を覚えるきっかけになったのは、もちろんこの本でした。

「美術・映画・芸術」 記事一覧