第3見学所から見える31号棟が、なんだかんだ一番好きかもしれない・・・。
・「防波棟(ぼうはとう)と呼ばれ、波の被害から島内を守るという役目を   追わされた3棟の中の1棟である。その中でももっとも横に長い。
・1Fに郵便局、地階に共同浴場という公共スペースを持つ。
・鉱場側からつながるボタ・コンベアによってAPの真ん中を貫かれている。
・海沿いに建ちながら、波による被害を避ける為、海側には居室ではなく、廊下というスペースを持つ。

まさに、「防波堤」の中に人々が暮らしていたような・・・・がんばっていたアパートなのです・・・・。

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