edo sigoto862

医療など明らかに進化発展したものもありますが、今もって尚「果たして進化(進歩)してきたのだろうか?」と首をひねらないといけないものも増えつつあるように思います。

江戸時代の資料を読むと、
『侍には浪人という名の失業者がけっこういたが、そのいっぽうで、江戸庶民の場合は、本人に働く気さえあれば、失業することは滅多になかった。』

・・・とあります。

『彼らの大半は長屋に住んでいたが、ブラブラしていれば、親代わりの大家が放っておかない。いろんなツテを頼って、仕事を見つけてきてくれたのだ。また、現在の職業斡旋所のような口入れ屋がたくさんあって、さまざまな職業を紹介してくれた。江戸の町に、それほど仕事の口が多かったのは、職業が細分化されていたからである。たとえば、現在のスーパーでは、魚に野菜、果物、肉、米、飲み物から、日常品や雑貨、衣類まで売られている。しかし、江戸時代には、4月に天秤棒をかついで商売する人だけでも、新茶売り、たけのこ売り、キュウリ売り、自然薯売り、柏葉売り、空豆売り、鰹売り、トビウオ売り、鯛売り、干しフグ売り、漬け梅売り、苗売り、麦焦がし売り、白玉餅売り、辛皮売り、孟宗竹売り、すげ笠売りなどがあった。行商だけでも、現在のスーパーで扱う商品の種類並の仕事があったのだ。』

確かに「龍馬伝」などをみていても、江戸の市中のシーンになると、商売人などが盛んに行き交って、街に活気がみなぎっています・・・。

加えて、江戸時代には商売替えをするときに、奉加帳(ほうかちょう)というカンパ金があつまってきて、金銭的にも精神的にもバックアップがあったと紹介されています。単純に今と比べることは、もちろん出来ないのだけれど、とても考えさせられることだと思いました。

昨日我が「長崎市民エフエム」を聴きながら走っていると、丁度ビートルズの「While my guitar gently weeps」が流れてきました。ビートルズと言えば、やはりジョンとポールなのですが、こうして聴いてみると、ビートルズを懐かしい、ビートルズっぽい?と感じさせる曲は案外、ジョージ・ハリスンの曲だなぁ・・と思ってしまいました。そして一番甘い声なのも、ジョージだな・・・と。
ジョージの「I need you 」「Sonmething」「Here comes the Sun」など、少ないけど好きな曲ばっかりですしね。
解散後の「Dark horse」なんて曲もかなりシブくて、好きでしたね。
確かにジョージはDark horseでした!