ラジオの収録後、積んできた自転車を降ろして「おくんち」会場へ・・・とうもろこしとお好み焼きを買って大波止の出島ワーフの最も桟橋よりのお気に入りの角っこへ座り込んで食べました。ここは御旅所からずらっと並んだ出店が見渡せ、長崎港と稲佐山も眼前に広がるいわば特等地なのです・・・・目をつぶるとかすかにお店の人達の掛け声が聞こえてきましたが、それ以外は特に音もなく、こんなに中心地なのに案外静かなものです。・・・・今日は最終日で天気もいいので、夕方から夜にかけては人でごったがえすと思うのですが。

住吉から赤迫方面に向かって走っていると、背後から救急車のサイレンの音が。ここは2車線なのですが、市内でもっとも?車線の幅が狭く、常に車がひしめきあっている「超・混雑地帯」です。しかし、救急車を通すために付近の車は減速し、片方へ譲り合って寄り、もう片方の車線をきれいに空けました。そしてその横を救急車が通過・・・。通り過ぎるときに救急車のスピーカーから、『ありがとうございます!』という声が流れました・・・。予想もしなかったことだけに、とてもほっこりした気持がしました。・・・・・こういうのが「長崎しぐさ?」として後々へも伝わっていくといいなぁ・・・・。



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